『ニートの歩き方』を読んで。①【phaさん】【感想】2019.5.29
どーも、k5(けーご)です(@Happy_Life)。
最近、phaさんの、『ニートの歩き方』という本を読みました。
『ニートの歩き方』という本を読みたいと思った理由
自分には前職を辞めてからしばらく仕事をせず勉強をしていた期間(言ってしまえば無職期間)があったのですが、その時にBOOKOFFで見かけたのがこの本でした。
そのときは「興味深いタイトルの本だな」と思いながらも、サラっと立ち読みをする程度で、買ってまで読もうとは思わなかったのですが、やがて時が経ちいろいろ考え方が変わってきた今、またBOOKOFFで見かけた際、「読んでみたい」と思いました。
そして、購入するにいたったワケです。
自分は別にニートになりたいというわけではないのですが、好きなことをして生きていきたいと思っています。
それ以外にも、おそらくほとんどのみなさんが思っていることだとは思いますが、
『「週5・毎日8時間」も働かず、良い暮らしをしていけるのならそうしたい。』
とも思っています、正直。
それらの実現をしていくための手がかりが、もしかしたらこの本にあるかななんて思ったわけです。
まぁ読んでみて、その手がかりがあったかというと何とも言えない所ではあったのですが(笑)、読んでみていろいろ感じたことがありました。
というわけで、読んで心に残ったことを挙げていきますね。
「合わない場所にはいかなくていい」
『嫌な場所には行かなくていいし、嫌いな奴には会わなくていいし、自分の居心地の良い場所に行って、自分のやりたいことだけしていればいい。人生なんて本当はたったそれだけのシンプルなものだ。悪い場所からは出来るだけ早く逃げよう。』
無理をしてまで嫌な人と付き合ったり、嫌いな場所にいる必要はない。
悪い場所で戦うよりもサッサと逃げてしまった方が良い。
「執着」し過ぎない方が良いのでしょうね、きっと何事にも。なのにそういう場面で、
「逃げたら負けだ」
とか
「石の上にも三年」
だとか
考えてしまうのが多くの人なんじゃないかなと思います。
「ここで辞めたらお前はどこへ行っても通用しないぞ」とか言ってくるクソ上司もいたりしますからね。(パワハラ上司の常套句。信じてはいけない言葉です笑)
このように世の中では「我慢をすること」、「継続すること」が美徳になってしまっているところがあるけれど、一概にそんなことは言えない。
我慢しなくていいこと、継続しなくていいことなんて世の中には腐るほどあります。
ただ仮にそのことは頭ではわかっていたとしても、周りの目や世間体などを気にして、行動に起こせない人が多いのではないでしょうか。(自分もその点は、今までの人生でだいぶ改善できてきたとは思っているのですが、まだまだそういう所があるんですけどね。)
あるいは、守るべきものの存在があったりもして、動けない場合もあると思います。(個人的には仮に守るべきものがあったとしても、あまりにも辛かったら辛い職場などからは逃げても良いと思いますけどね。別に逃げた先でもどうにか暮らしていけるとは思いますし。要は、いろいろ面倒なんですよね。笑)
だから多くの人が、その場にとどまってしまう。
でも、基本はシンプル。今していることが無意味・無駄だとわかったら、やり方をどんどん変えていく。「トライアンドエラー」のくり返し(by ホリエモン)。
合わない場所からはサッサと逃げて別の場所へ。そこでもまた合わなかったら次へ。
そうやって生きていくことが、無駄なことにストレスを溜めることもなく、自分に合った道を見つけるためにもとても良いことなのだと思います。
「逃げる・諦める」じゃなくて「方向転換」していく。
↑↑↑昔、バラエティでアイドルの子が言ってました。良い言葉じゃないですか?笑
そうやって柔軟性を持って生きていくことが大切なんじゃないかと思いました。
「人には適性がある」
「人はそれぞれ性質が違うし向いている場所も違う」
「世間で一般的とされているレールや生き方は、それが特に苦痛でない多数派の人向けのルールに過ぎない」
「努力が足りないのではなく適性が違うということを考えるべき」
「世間で模範的とされている生き方にどうしてもなじめないし適応できないのは、その人が悪いのではなくその人と環境との相性が悪いだけ」
物事がうまくいかないのを「努力量が足りない」とばかり考えるのではなく、自分に「合わない」「向いていない」と考えることも大切、ということですね。
ただこのことばかりを考えていたら、努力を放棄した人間になってしまいそうですが(^^;)(ただ、努力を放棄することが「悪」なのかと聞かれたら、一概にそうとも言えないですよね…)
でも、やはり努力で心が張りつめてしまい、メンタルが壊れてしまいがちな人達はこういう考え方を取り入れて行った方が良いんじゃないかなと思います。
私も変に自分を追い込んでしまう傾向があるので(笑)、取り入れてみていいんじゃないかと思いました。
他にも、こんなことが書いてありました。↓↓↓
「世間で一般的なルールに従わなくても、なんとか死なずに生きてて、たまに何か楽しいことがあればそれでいいんじゃないか」
「別にどんな生き方でも何とか生きられたらそれで良いんじゃないの。自殺したり人を殺したりしなきゃ。」
…冷静に考えてみれば、本当にそうですよね。
世間一般で言う、
「普通の働き方ができない人」
「ルールに従えない人」
…そんな人は生きててはいけないの?そんなことないはず。
そういう上記のことができないような障害や病気を抱えた人たちは許されるけど、
そういう理由もなく上記のことができないような人たちは生きていちゃダメなのか??
そんなことはないと思いました。
日本には「労働の義務」が憲法にあって、その日本で生まれたばっかりに、「働くこと」が苦手な人たちも、いずれ労働を強制させられてしまうことになる。
それって確かにどうなのかな、って思いました。
自分がガツガツ目まぐるしく働いていたり(働かされていたり)すると、ニートさんたちを白い目で見てしまいがちですけどね。
正直自分もそう思ったことがないと言えばウソになります。
でも、働いていないからってなんなの?人として価値がないの?
…そんなことはないはずです。その人たちにはその人たちの存在意義がある。そう思いませんか?
phaさんも語っているとおり、殺人や人に迷惑をかけてしまうような人たちはさすがにどうかと思いますけどね。(そこは受け入れられないk5)
②へ続きます(いろいろ考えさせられています)
思ったよりも感想が長くなってしまいました。続きはまた次回書きます。
自分はニートになりたいわけじゃない、って冒頭で言いましたけど、
働かなくて良いなら働かなくてもいいですよね…?正直。
なんてこの本を読んで思い始めてしまったk5でした。
影響されやす過ぎk5です。笑
でもそんな力の抜けた生き方もアリなんじゃないかと思います。
みなさんはそう思いませんか?
…とまぁ、とりあえず、今日はこんな感じにしておきましょう。
次回記事↓↓↓
k5(けーご)