「しないことリスト」を読んで。❷【pha】【元日本一のニート】【読書】2019.7.13
どーも、k5(けーご)です(@Happy_Life)。
今日は昨日に引き続き、元「日本一のニート」、phaさんの著書、「しないことリスト」という本のアウトプットをしていきます。
前回記事↓↓↓
ちなみにphaさんの本の過去記事もあります。「ニートの歩き方」。↓↓↓
では、「しないことリスト」のアウトプットをしていきます(^^)/
目次
pha・「しないことリスト」❷
高く積み上げない
『成功することを否定しているわけじゃない。成功を目指すことは、生きることにおいて必要だ。だけど、成功はいったん得たら、すぐに手放した方がいい。なぜかというと、得て積み上がったものが自分を縛る枷(かせ)になって、しがらみだらけで自分の好きなように動けなくなるからだ。だから、積んだものはすぐに捨てることが重要なのだ。』
…「成功」もそうですし、中途半端な「プライド」や「意地」にも同じことが言えると思います。そういうものが自分を縛り付けて、身動きを取りづらくさせてしまうんですよね。
積んだものを眺めてウットリするのではなく、さっさと捨てて次の行動に移して行くことが大事。
”現状維持は後退するばかりである”
by ウォルト・ディズニー
という名言もありますからね。
だるさを無視しない
『だるさというのは大事な感覚だ。だるさを単なる怠惰(たいだ)な気持ちとして無視するんじゃなくて、もっとだるさに敏感になったほうがいい。だるさを感じるときは、「体調が悪い」とか「精神状態が悪い」とか「今やっていることがあまり好きじゃない」とか、そうした漠然とした現状への違和感がだるさとして表れているのだ。』
…これは最近とてもよく感じることですね。「なんとなく疲れてるな」とか「休んだのに疲れがとれないな」とか感じるときは、偶然ではなく結構何らかの原因があったりするのです。
昨日も私、筋トレに行こうとしていたのですが、なんとなく体がだるく「よし、今日は行くのをやめてゆっくり休もう」と判断したらとても気持ちが楽になったのを覚えています。
サボったような気持ちにはなりませんでしたし、おそらく身体か精神が疲れており、自分の頭にサインを送っていたのだと考えています。
ちょっとしただるさを無視しない。それを無視し続けると後々大変なことになってしまいます。なので、早い段階でケアしておくのが良いのです。
「疲れすぎる」前に「ちょっと疲れた」の段階で休んでおくことが、健康的に生きていく上でも大切なことなのだと思います。
『本当にすごくすごくやりたいことや、「これは絶対に必要だ」と心の底から理解していることをやるときには、だるさなんて忘れてしまうものだ。』
『だるさを感じた時は、自分のやっていることをちょっと見直す機会だと思うといいだろう。もっとだるさに敏感になろう。』
バテバテになる前にみなさんも、少し休んでみてはいかがでしょう?
仮病を使ってもいいじゃないですか、嘘も方便。
何かのためにしない
『楽しさというのは結果じゃなくて、そこに至るまでのプロセスに宿る』
『何かをするときは、「それが何かの役に立つか」を考えるよりも、そのこと自体を楽しむのが健全だ。本を読むときは、「これを読むと知識が増える」とか「お金が稼げるようになる」とか考えるんじゃなくて、本を読むこと自体を楽しむ。スポーツをするときは、「これをすると健康になる」とか考えるよりも、スポーツ自体に夢中になるのがいい。』
『そんなに楽しくないけど、何か別の目的のためにやるという感じだと、そういうものは結局長続きしない。何の役に立つかをいちいち考えるのではなく、それ自体を楽しもう。』
『趣味というのは、たとえ何かの役に立たなかったとしても、それ自体に夢中になれるようなもののことだ。そうした趣味を見つけられると人生が豊かになる』
…「何かのためにする」。これは自分もよく思ってしまうことです。
知識を身に付けるために勉強する、読書する。そのように考えてしまうのは結構誰にでもあることのような気がします。
大切なのは、「そのことばかり考えないこと」なのではないかと思います。
知識、知識…などとずっと考えていると、本を読むこと自体が苦痛、義務のようになってしまう。
それよりも、もっと「そのこと自体を楽しむようにすること」が大切。そうしていれば、結果は後からついてくる。
今自分もこうして、本のアウトプットをしていますが、最初は「本の知識を自分の血肉にするため」…と思ってやっていましたが、やっていたらだんだんこのアウトプットをすること自体が楽しくなってきました。良い傾向ですね(^^)
最後まで我慢しない
『読書が苦手な人ほど、「本というのは初めから順番に読んで、最後まできっちり読み切らなければいけない」と思っていることが多いけど、本なんてもっと自由に読んでいいものだ。本好きの人ほどかなり勝手な本の読み方をしている。(略)………本に限らず何でも、作者が決めた使い方を律義に守る必要はないし、自分がとっつきやすいやり方で自由に利用しよう。』
…これは個人的に読んでいてとても印象に残った文です。この文を読むまで、「本は読み始めたら最後まで読まなければ、その本を読んだことにならない」という暗黙のルールが自分の中にあった気がします。みなさんにもなかったでしょうか?
でもそんなルール、本来別にどこにもなかったんですよね。勝手に自分が作り出しているルールであって。もっと適当でいいんですよ。テストで100点を取りたいわけじゃないんですから。(笑)
自分はほしい本をバンバン買って、買ってみたら意外と読みづらくて後回しにする…なんてことも結構あったりします。でも、別にそれもそれで良いんですね。
「本を買ったらすぐに読まなければならない」、なんてルールないのですから。
それに今読めない本も、時間が経ってから読みたくなって、その時に読んだらスラスラ読めた…なんてこともあったりしますからね。
もっとルールに縛られず、自由にやっていいということですね。
『失敗をした場合に、今まで注ぎ込んだ時間やお金を惜しがって、惰性でそこにお金や時間などの資源を投下し続けてはいけない。できるだけ早く切り上げて被害を最小限にするのが大切だ。(略)………「なんかビミョー」と思ったら、早めに抜け出そう。他人のペースに合わせる必要はない。惰性に流されず、自分に必要な部分だけつまみ食いするようにしよう。』
…投資で言う「損切り」ってやつですね。サンクコスト(※)にとらわれないことが大切。
※ サンクコスト:埋没費用。すでに回収が不可能であるコストのこと。
たとえばスポーツジムの月会費を払ったにもかかわらず、月末時点で今月は一回もジムに行けてない人がいたとします。
その人がそれの元を取るために、「最後の週は毎日ジムに通う!!!」などと意気込んでいて、その人自身が本当にやりたいことを疎かにする…というのではどうかと思いますよね。
月会費はもう払ってしまったのだから、それはそれ。とらわれずに、自分のやりたいことをやっていった方が良い、ということです。
最後までやる必要はないことも多々あるのです。そういうものは、途中で切り上げてしまってよい。最後まで我慢しない、そういうことです。
おわりに(考え方がほぐれました!)
この本を読んで、自分の考え方がほぐれたと思います。
もっと物事を柔軟に考えて良いのだと。頭のカタイ自分にはとても効果のある本だったと思います(笑)
最近自分一人だけの考えに固執していて頭が余計にカタくなってしまっていた気がするので、これを機にもっとユルく進んで行ってみようかと思いました(^^)/
以上、phaさんの本、「しないことリスト」のアウトプットでした。
では、今日はこんな感じで締めさせていただきます。
k5(けーご)