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「嫌われる勇気」を再読。【アドラー心理学】【人間関係】【幸福】【他者貢献】2019.4.7

どーも、k5(けーご)です(@Happy_Life)。

 

今日は、有名な自己啓発本「嫌われる勇気」を再読したので、それについて語ろうと思います。

 

再読して思いましたが、やはりこの本は、幸福に生きていく為に非常に大切なことが語られていますよ!!

 

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皆さんもこの表紙、一度は見たことがあるのでは?

 

2017年にドラマ化もされたようですね(自分は見ていないですが)

 

この本の要点を簡単に語ってみたいと思います。

 

 

「嫌われる勇気」:アドラー心理学

この「嫌われる勇気」という本は、アドラー心理学についての本です。

 

アドラー心理学」とは…↓↓↓Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6

 

「個人心理学」。自分の主観で言うと、「哲学」のようなものに近いような気がします

 

人の考え方を変え、そして上手く、幸せに生きていけるよう導く。

 

そんな心理学ではないかと思っています。

 

では、下記にアドラー心理学の特徴の一部を語っていきます。

 

課題の分離

他者の課題には踏み込まない。

 

例えば、子どもが宿題をやらないのを叱る親。

 

結果、子どもも叱られてやる気を無くし悪循環。

 

これは、親が自分の課題他者の課題を混合してしまっている事によって生じる課題

 

子どもが宿題をやらないのは、親の課題では無くて子どもの課題なのです。

 

親が子どもの課題に土足で踏み込んではいけない。

 

自分を変えることが出来るのは自分しかいない。子どもに任せる。

 

ただし、子どもがやる気を出した時にはサポートをしてあげる。そんなスタンスで臨む。

 

自分で勝手に他者の課題を抱えているから人生が辛くなるし、上手く行かない。

 

他者の課題は他者に任せる。自分は自分の課題に専念する。

 

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他にも例を。

自分が好き勝手生きた結果、他人に嫌われたとする。

 

しかしそれはこちらでコントロール不能なもの。つまり他者の課題

 

嫌われようが放っておく。その「他者」に好かれようとしなくて良い。

 

仮に好かれようとしたところで、上手くいかない。全ての人に好かれることは絶対に不可能。

 

例え嫌われようが自分は自分の課題に専念して生きて行けば良い、それだけなのです。

 

他者との間に横の関係を築く

「叱ってはいけないし、褒めてもいけない」。

 

「叱る」のも「褒める」のも、そこに「上下の関係」が発生してしまっている為。

 

例えば上司と部下の関係。部下の仕事を見守る上司。

 

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課題に立ち向かうのは部下本人であり、立ち向かう決心をするのも部下本人である。

 

そんな部下に対して、叱ったり褒めたりしてコントロールしようとするのではなく、「勇気づけ」をする。

 

部下が仕事を遂行できたら、褒めるのではなく、「感謝をする」

 

それが、横の関係を築くという事。

 

人は叱られても褒められても、能力が発揮できなくなってしまう。

 

なので、横の関係を築き、「勇気づけ」(感謝)をすることによりその人の力を伸ばす。

 

それがアドラー心理学での考え方。

 

自己受容

「自己肯定」「自己受容」は違う。

 

アドラー心理学では、「自己受容」を推奨する。

 

「自己肯定」とは、出来もしないのに、「私はできる」「私は強い」と自己暗示をかける事。

 

一方「自己受容」とは、仮にできないのだとしたら、その「出来ない自分」をありのままに受け入れ、出来るようになるべく、前に進んで行く、という考え方をする。

 

仮に自分が「60点」だとしたら、「60点の自分」をそのまま60点と受け入れた上で、「100点に近付くにはどうしたら良いか」を考えるのが自己受容になる。

 

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ありのままの自分を受け入れて、前に進めという事ですね。

 

幸福とは、貢献感である

「幸福とは、貢献感である。」

 

この貢献とは「他者貢献」のことだが、この「他者貢献」とは、自己犠牲ということではない。

 

「他者貢献」とは、「わたし」を捨てて他者に尽くす事ではなく、むしろ「わたし」の価値を実感するためにこそ、なされるものである。

 

そして、この「他者貢献」にあたっては、他者からの承認は要らない。

 

目に見える形の貢献でなくても良く、誰かの役に立てているという主観的な感覚、つまり「貢献感」があればそれで良い。

 

そんな時に人は自らの価値を実感することが出来る、つまり幸福感を得ることが出来るのだ。

 

いま、ここに集中して生きる

人生は、「線」のように見えるが実は「点」の連続

 

我々は、「いま、ここ」にしか生きることが出来ない。

 

もしも人生が線であるのなら、人生設計も可能。しかし、我々の人生は「点」の連続でしかない。

 

つまり、計画的な人生など、それが必要か不必要かという以前に、不可能なのだ。

 

人生とは、今この瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那。

 

そしてふと周りを見渡した時に「こんなところまで来ていたのか」と気付かされる。

 

ダンスを踊っている「いま、ここ」が充実していれば、それで良い。

 

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過去にどんなことがあったか等、あなたの「いま、ここ」には何の関係もないし、未来がどうであるかなど、「いま、ここ」で考える問題ではない。

 

この考えは、「今」の人生を充実させていく上で、非常に大切な考えであると私も思います。

 

アドラー心理学を知れば、幸福度が上がる

いかがでしたでしょうか?

 

今回は簡単にアドラー心理学の一部を紹介しただけなので、気になった方は是非本書を読んでみてください。

 

他にも幸せに生きていく為に大切な項目がいくつも書かれています。

 

私はこの本を読んで、

 

アドラー心理学を知れば人はより幸福になることが出来る」

 

と改めて思いました。

 

考え方の違いだけで、幸せを実感して生きられている人と、そうでない人がいます。

 

職場や他の環境でも、自分で気付かず、自ら進んで「不幸な人生」を歩んでいる人がいます。

 

「幸せな人生」と「不幸な人生」。

 

今この場で選べるとしたら、あなたはどちらを選びますか?

 

…前者ですよね?

 

もし幸せに生きたいのであれば、この「嫌われる勇気」という本を「素直な気持ちで」読んでみる事をお勧めします。

 

k5のオススメ本の1つです。(^^)

 

 

では、今日はこんな感じで。

 

 また更新します(^^♪

 

 

k5(けーご)